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喫茶は杯数に比例して利益を出すが。。豆屋は努力に反比例 中島流焙煎教室。 豆売りのみの場合、コーヒー豆の大量焙煎は薄利多売。 仕事の量が増えると利益が薄くなる。 反比例して、忙しいのに利益なし。 実際の数字を書くと、100gのコーヒー豆 = 1杯のコーヒーの価格。 豆屋って、喫茶の10分の1しか稼げない商売なんです。 焙煎機を買って、大量にコーヒー豆を焼きますよね。 個人客を相手にしていたら、豆が余るので卸売りを始めますよね。 これが悲劇の始まりです。 「喫茶店に何十件卸しています」「腕の良い焙煎職人、カッコいい」 ですかね。 全くその逆ですよ。 喫茶はあなたの10倍稼ぎます。 喫茶は、利益分 × 杯数 = 総利益 ですが、 豆屋は、利益分 × グラム数 = 総利益 コーヒー豆は、100gで10杯のコーヒーが作れるんですよね。 100gって1杯分ですよ。 あなたが100gを400円で卸したら、喫茶は4000円稼ぐんですよ。 利益ベースにしたら、あなた280円、喫茶3600円ですよ。 この真実を知って、まだ他人の店のお客さんを喜ばせますか。 自分の店のお客さんを喜ばせたら、その努力、全部自分に返ってきますよ。 だから、喫茶は杯数に比例するが、豆屋は努力に反比例するのです。 必ず喫茶を併設しないと豆屋だけでは生き残れません。 |